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ハムスターの目やにの原因|取り方や目が開かない時は?

2019-10-29

ハムスターが顔をかく様子はよく見かけますが、よく観察すると目やにや涙が出ていることがあります。初期症状であれば問題ありませんが、目が傷ついていたらすぐに病院に連れて行かなければなりません。

今回はそんなハムスターの目やにの原因や対処方法について詳しく紹介していきます。

ハムスターの目やにの原因

ハムスターの目やに

ハムスターは結膜炎によって目が炎症することで、目やにや涙を出すようになります。

目やにが出る原因は大きく分けて3つあります。

チェックポイント

  • 目にゴミが入った
  • 目が傷ついた
  • ウッドチップなどの床材アレルギー

目にゴミがはいった程度であれば、1日だけ目やにが出る程度ですが、ゴミを取り出すときに眼球が傷つくと、目の内側が赤色に炎症し、しきりに目を前足でかくようになります。

さらに進行すると目を開かなくなり、どんどんストレスがたまって元気がなくなったり、ぐったりしてしまいます。掻く回数が増えたら早めに対処しましょう。

ハムスターに目やにが出たときの対処方法

目やにの取り方

ハムスターが目を気にしている様子がなく、寝起きで少し出ている程度であれば、少しゴミが入っただけかもしれません。

目やにを取るときは、濡れたティッシュや綿棒の先端を軽く湿らせて、拭きとります。水道水が目につくと傷つけてしまうので、塩分濃度9%の生理食塩水を使います。水500mlに対して、塩4.5gをしっかりと溶けるまで混ぜてください。

1週間程度は観察をして、再び目やにが出ないかを毎日観察してください。

床材を交換する

ハムスターの床材を交換する

ウッドチップや牧草などの床材は、ハムスターによってアレルギーの症状が出ることがあります。木製の巣箱も同様です。床材が古い場合には、新しいものに交換するだけで治ることがあります。

まずは床材を新品に交換し、目やにがおさまらなければ、紙製の床材に交換してあげましょう。

一時的であればティッシュペーパーや新聞紙でも代用できます。ハムスターの床材で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

病院に連れて行く

ハムスターが目をしきりに気にして、何度もかいているようなら、すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

病院に連れて行くときは、小動物専用のケージにハムスターを入れます。寒い冬には床材をたくさん入れてカイロで保温しておきましょう。

病院では炎症を抑える点眼薬をもらうことが出来ますので、点眼方法を獣医さんにしっかりと聞いておきましょう。

治療費は診察費で1,000円~2,000円、薬代で1,500円~2,000円ほどを見ておくと良いですよ。

ハムスターの目やにについてまとめ

今回はハムスターの目やにについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

床材が多い環境では目にゴミが入ることが多く、目やにになることは多いですが、しきりにかく様子がなければ、そこまで心配する必要はありません。

いつもと様子が違うな?と感じたらすぐに病院に連れて行けるようにしておいてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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