レッドチェリーシュリンプの繁殖と飼育方法を紹介!メダカとの混泳や稚エビの育て方は?

レッドチェリーシュリンプは真っ赤な体色が美しい観賞用のエビで、初心者でも飼育できる手軽さと、繁殖も簡単なのでペットとして人気があります。

今回はそんなレッドチェリーシュリンプの生態や繁殖、稚エビの育て方、メダカとの混泳、適している水質、おすすめの水草など飼育方法について紹介していきます。

レッドチェリーシュリンプの生態と特徴

レッドチェリーシュリンプの飼育

レッドチェリーシュリンプはカワリヌマエビ属ヌマエビ科に分類されるエビの仲間です。

原種のチェリーシュリンプは黒色で、突然変異で赤色になった個体を定着させたのがレッドチェリーシュリンプです。さらなる品種改良で真っ赤なスーパーレッドチェリーシュリンプやファイヤーレッドシュリンプが生み出されています。

原種は台湾に生息しており、沼地や河川にある水草が生い茂っていて水が穏やかな場所を好んでいます。日本でいうミナミヌマエビにかなり近い存在と言えます。

ミナミヌマエビとは近縁種のため交雑することができます。混泳には注意しておきましょう。ミナミヌマエビについては水草水槽におすすめ!ミナミヌマエビの特徴と飼育方法!混泳相性や寿命、入手方法は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

雑食性で餌は葉の柔らかい水草や、水草に付着した植物性のプランクトン、小魚の死骸などを食べています。

体の大きさ

レッドチェリーシュリンプの体長は3cm~4cmほどの小型のエビです。

寿命

レッドチェリーシュリンプの寿命は平均して1年、長くても2年になります。雌は生涯に3回ほど繁殖を繰り返し、100匹近い稚エビを生みます。

脱皮する

レッドチェリーシュリンプは体が成長するにつれて、狭くなった皮を脱ぎ捨てるために脱皮を行います。脱皮の頻度は1ヶ月~2ヶ月の周期で行われます。

脱皮直後は体が柔らかく、他のエビに襲われる危険性があるため、隠れ家になる水草をたくさん入れておきましょう。

水中内にカルシウムが不足すると脱皮不全になることがあるため、対策のためにはエビ専用の添加剤をいれる必要があります。

レッドチェリーシュリンプの飼育方法について

レッドチェリーシュリンプの飼育

レッドチェリーシュリンプの飼育で最も大切なことは水質の維持です。

体が小さいエビですので、水温と水質の急激な変化に弱く、注意が必要です。飼育になれてきたら繁殖は簡単で、屋外でも飼育できるほどになります。

飼育に必要な水槽と器具

レッドチェリーシュリンプは体が小さいので、横幅で45cmの小型水槽から飼育することができます。

水槽が大きいほど水量が増えるので、水質が安定して飼育しやすいです。インテリア性に優れたボトルアクアリウムでも飼育できますが、初心者にはおすすめできません。

フィルターは稚エビを吸い込まないように「底面式フィルター」を使うか、吸込み口をスポンジで覆ってください。

最も重要なのが底砂で、レッドチェリーシュリンプに適している弱酸性の水質を維持できるエビ用のソイルを使用することで飼育が格段に楽になりますよ。明るい環境で飼育すると体色が薄くなるので、黒色のソイルは濃い体色の維持にも大切です。

・水槽
・ろ過フィルター
・ライト
・底砂
・水槽の蓋

適している水温

レッドチェリーシュリンプは水温の適応範囲が広く、18度~28度の環境で生きることが出来ます。

寒さに強いので地域によっては無加温でも大丈夫ですが、冬にはなるべく水中用ヒーターを入れるようにしてください。

値段と販売場所

レッドチェリーシュリンプの値段は1匹あたり100円~200円で販売されています。発色の良い個体でも300円程度ですので、レッドビーシュリンプに比べて安価に入手することが出来ます。

ペットショップでは見かけることが少ないので、エビの販売に力を入れてる熱帯魚専門店かネット通販を利用すると良いですよ。

水槽のレイアウト

ミクロソリウム

レッドチェリーシュリンプのレイアウトでは稚エビが生まれてくることを前提に、フィルターに吸い込まれないようにして水流を弱く水草などの隠れ家をたくさん用意し、ソイルで水質を安定させましょう。

特に隠れ家になる水草が必須です。

おすすめの水草は飼育が簡単で餌にもなるミクロソリウムやウィローモスです。特にウィローモスは葉が小さく新芽は餌になり、稚エビの隠れ家にも最適です。

屋外飼育では水温の上昇を防ぐホテイアオイなどの浮き草をいれておきましょう。

おすすめの餌

ほうれん草

レッドチェリーシュリンプの餌は「ソフトテイスト」というレッドビーシュリンプの専用餌がエビ用に栄養バランスが整えられているので、おすすめです。

他にも茹でて葉が柔らかくなったほうれん草も好物です。

見た目は綺麗ではありませんが、水草をたくさんいれて光量を強くすることでコケが発生しますので、それを餌にすることも出来ます。旅行中はコケが多い水槽だと勝手に食べくれるので便利です。

餌の頻度は1日1回、2分程度で食べきれる量を与えてくださいね。

レッドビーシュリンプの主食はソフトテイストというレッドビーシュリンプ専用の人工飼料で、水を含むと膨らんで柔らかくなり、食べやすくなります。

成体であれば赤虫や茹でたほうれん草も好んで食べてくれます。これはカロチンを多く含んでおり、赤色の色揚げ効果があります。市販のほうれん草は農薬がかかっている場合があるので、自宅で栽培しましょう。

白色を濃くしたいときはカルシウムやミネラルが含まれているシラクラという餌がおすすめです。

混泳について

ネオンテトラ

レッドチェリーシュリンプは大人しいエビなので混泳相手に危害を加えることはなく、同じく性格が大人しいメダカやネオンテトラ、アカヒレなどの小型の魚と混泳させることが出来ます。

しかし、稚エビは魚の格好の餌になってしまうので、稚エビを育てることはほとんど出来なくなってしまいます。

大人のエビでも魚につつかれることでストレスを感じてしまったり、脱皮直後に襲われることがあるため、レッドチェリーシュリンプだけで飼育することをおすすめします。

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レッドチェリーシュリンプの繁殖方法

レッドチェリーシュリンプの飼育

レッドチェリーシュリンプは飼育が出来ていれば、自然と繁殖もしてくれます。

雄と雌が不足しないように10匹ほどでまとめて飼育しておきましょう。水草をたくさん植えた水草で2ヶ月も飼育していれば自然とペアが出来て、メスが黒色の卵を抱卵している姿を確認できますよ。

卵は抱卵から2週間~3週間程度で孵化が始まり、1mmほどの透明な稚エビが30匹ほど生まれてきます。

繁殖をしないときは親エビが成熟していないことが考えられるため、水温を26度前後にして毎日しっかりと餌を与えてください。

稚エビの育て方

親エビは稚エビを襲うことはないため、隔離する必要はありません。発色の強い個体を選別したいときには生後2ヶ月くらいから隔離をはじめましょう。

稚エビの飼育環境は親エビと同じで問題ありませんが、フィルターに吸い込まれないようにだけ注意してください。また隠れ家になる水草をたくさんいれておきましょう。

餌はウィローモスの柔らかい新芽やコケを食べてくれるので、餌不足対策のためにもウィローモスは必須です。ある程度大きくなると親エビと同じ人工餌を食べてくれますよ。

レッドチェリーシュリンプの飼育についてまとめ

レッドチェリーシュリンプの飼育

今回は観賞用エビとして人気のレッドチェリーシュリンプの生態や飼育方法についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

つまつまと餌を食べる姿は非常にかわいく、真っ赤に美しい体色は観賞用価値もあります。

レッドチェリーシュリンプはミナミヌマエビに近い生態をしており、水質と水温の変化に注意しつつ水草をいれておけば飼育は難しくありません。

さらに飼育が出来ていれば繁殖もどんどんしてくれるので、稚エビを育てる楽しむも味わうことが出来ます。

稚エビの飼育にこだわらなければメダカやネオンテトラなどの観賞魚とも混泳出来ますので、ご自身の飼育スタイルに合わせて飼育を楽しんでみてくださいね。

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