どじょうは餌を見つけると、猛烈なスピードで餌に近づいて口先を動かしながら必死に食べてくれます。餌に群がる姿がとてもかわいいですよ。
今回はそんなどじょうの餌についておすすめの餌や量、頻度、食べないときの対処方法について詳しく紹介していきます。
野生のどじょうは何を食べているの?
野生のどじょうはミジンコなどの動物性プランクトンや赤虫、ボウフラなどの昆虫類を餌にしています。口に入るサイズであれば、稚エビ、メダカの赤ちゃんなどの生き物も食べてしまいます。
ミジンコなら田んぼにも繁殖しているので、近くにあるなら採集しに行ってもいいですね。ミジンコの繁殖と飼育方法で詳しく紹介しているのでご参考ください。
どじょうにおすすめの餌
どじょうは水底で生活しているので、沈下性の餌がおすすめです。餌の好き嫌いは少ないので、基本的には魚の餌であればなんでも食べてくれます。
メインの餌は栄養バランスのいい人工飼料です。家庭にあるものでも代用できますので、緊急時には使ってみてくださいね。
紹介する餌
- どじょうの主食
- めだかの餌
- ザリガニの餌
- 家にあるもので代用
どじょうの主食
どじょうの主食はタブレット状で水に沈みやすく、食いつきがいいので、メインの餌としておすすめです。
成長速度が速くなり、丸々と太ってくれるので、元気がないときにも使いやすいです。
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めだかの餌
粒状になっているめだかの餌も食べます。100均で販売されているものを栄養価が低く、主食にすると栄養不足で寿命前に死ぬ可能性が高くなります。
粒が小さいと餌不足で細くなりやすいので、餌の量に注意してくださいね。
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ザリガニの餌
どじょうが一口で食べられる大きさなので、ふやけるのを待つ必要がありません。横取りされて食べれていない個体がいるときに便利です。
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家にあるもので代用
家にあるものとしては、豆腐やパン、米、ホウレンソウなどの野菜などを食べてくれることがあります。
最初は餌と認識しないですが、1晩放置していると食べてくれるときがあります。栄養バランスは偏っているので、主食がないときの緊急用の餌として使ってください。
どじょうの餌やり方法
どじょうは餌を見つけるとすごい勢いで群がり、餌を押し合いながら水槽内をせわしなく動き回ります。
泳ぎが苦手な魚がいるときは、先に餌をいれて、後から遅い魚の目の前に小さい餌を落としてあげてください。
元気がない個体には餌をふやかしてからあげるといいですよ。
どじょうの餌の量や頻度は?
どじょうの餌の量の目安は2匹につきタブレットで1粒で、頻度は1日2回です。毎日観察して餌の量を変えていきましょう。一度痩せると太らせるのが大変なので、痩せすぎには注意してくださいね。
餌の時間は点灯後の朝7時と消灯前の18時頃がおすすめです。
どじょうが餌不足になるとどうなる?水草も食べるの?
どじょうは雑食性のため、お腹が空いているときは水草も食べるようになります。水草を食べる時は、かなりの餌不足なので、餌の量を増やすか食べれているか確認しましょう。
旅行で餌を与えられないときに水草をいれるのは効果的ですよ。
どじょうが餌を食べないときはどうする?
どじょうは大食感で有名な魚なので、餌を食べないことは滅多になく、病気かストレスを抱えている可能性が高いです。
水面で口をパクパクしているときは酸素不足なのでエアレーションを追加してください。水が淀んでいたり、濁っているときは水を1/3ほど交換します。
導入して1週間は環境に慣れておらず、餌を食べないことが多いので、様子を見ましょう。
隠れ家になる土管や水草をいれてあげると落ち着けますよ。
どじょうは餌なしでも飼育できる?
どじょうは1週間程度であれば餌なしで飼育することができるので、短期間の旅行であれば問題ありません。
お腹が空いてくると水中に発生したプランクトンや水草を食べるので、たくさん水草を植えた水槽でしっかりと日光を当てておいてください。
しかし、餌不足で痩せていってしまうので、2週間以上餌なしで飼育するのはやめてくださいね。
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どじょうの飼育方法|寿命やビオトープ、水温は?